ニッコウキスゲ咲く大盛山と飯盛山
2025年7月1日(火)

長野県南佐久郡南牧村にある飯盛山(めしもりやま)は、秩父山地の西端に位置して、清里高原の東にあります。隣の大盛山にニッコウキスゲが一面に咲くと知りニッコウキスゲを見に出かけました

コースタイム 2時間8分
行動時間 4時間
距離 5.0キロ
7/1(火)晴れ 標高
須玉IC - 7:16
獅子岩駐車場 8:30 8:55 1450m
平沢山 9:40 - 1653m
大盛山 10:00 11:00 1650m
飯盛山 11:15 11:20 1643m
大盛山 11:35 12:05 1650m
獅子岩駐車場 12:55 13:20 1450m
国立天文台 14:30 15:30
須玉IC 16:20 -
登山道概略図
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朝5時30分自宅を出発。中央高速道を走り須玉ICで下り、南清里道の駅に立ち寄り朝食のおにぎりを食べてから獅子岩駐車場に向かいます。45分程で広い駐車場に到着。支度を整え歩き出します。駐車場の正面に広がる八ヶ岳は雲の中でした 


獅子岩駐車場 8:55発


駐車場向かいの登山口から登り出します


セミの声を聞きながら歩いていくと
15分ほどで宮司の滝分岐に到着


ひらひらと舞うイチモンジチョウ
止まった そーっと


北側が開けて眼下に野辺山天文台の電波塔が見えました
帰りに立ち寄るのを楽しみに


飯盛山・平沢山の分岐
先に平沢山に向かいます


ヤマツツジが咲き残っていました


平沢山へあとひと登り


平沢山山頂 9:40到着


平沢山からの景色
これから向かう大盛山と飯盛山。奥に南アルプスの山々


ヒョウモンチョウ


こっちを向いている


分岐を飯盛山方向へ


三角形の飯盛山が近づいてきました


飯盛山・大盛山分岐を大盛山方向へ


鹿除けの柵


柵の内にはいるとすぐさまニッコウキスゲが咲き出しました


ニッコウキスゲ咲く中を大盛山へ


凄い大盛山山頂下のニッコウキスゲ


イブキトラノオとニッコウキスゲ
雲の間から太陽が顔を出し、ほら!花たちが輝いている!


大盛山から飯盛山へのなだらかな稜線は黄色の絨毯

大盛山山頂に到着 10:00。山頂標識の写真を撮ったら、
山頂下に移動して、ニッコウキスゲと飯盛山が正面に見える場所でひと休み


大盛山山頂


これから向かう飯盛山とニッコウキスゲ
この景色を眺めながらコーヒータイム


鮮やかな黄色


ニッコウキスゲと薊とヒョウモンチョウ
ひらひらとたくさんの蝶が舞っています


スラリと茎を伸ばして
風にそよぐニッコウキスゲ


イブキトラノオとニッコウキスゲ
休み終えて飯盛山に向かいます


飯盛山山頂下の平沢峠分岐
山頂へはあとひと登り


振り返って見た大盛山
山頂草原は一面ニッコウキスゲの花畑

飯盛山山頂 11:15着
山頂から見る南アルプス、八ヶ岳の山々は雲に隠れており残念でしたが、
時間も早いから、ニッコウキスゲの花畑をもう一度歩こう!と大盛山へ戻ることにしました。目線が違うとまた違って見えますね


飯盛山山頂


今日歩いた平沢山と大盛山


山頂草原 一面に咲くニッコウキスゲ


凄い!素晴らしい!


イブキトラノオもキスゲに劣らず元気いっぱい!

大盛山山頂に戻りました 11:35。また山頂下でニッコウキスゲと一緒に咲く花たちをカメラに収めながら、ゆっくりコーヒータイムにします。


ウツボグサとナデシコとキバナノヤマオダマキ


シロバナニガナ


ニガナ


ニッコウキスゲ♪

ニッコウキスゲを充分、堪能したので下山します。見事なニッコウキスゲの花畑をこんなに静かにゆっくりと楽しめて最高!いい山でした


途中に咲いていたウツギの花


ヤマアジサイ


シモツケ
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濃いピンクの花が鮮やかです

獅子岩駐車場に到着 12:55
駐車場となりの獅子岩に立ち寄りました。


しし岩の案内板


どの岩がしし岩かな?これかな?
岩場に咲くニッコウキスゲ
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岩に登ると雲が少しとれ、八ヶ岳連峰が見えました

JR鉄道最高地点にあるレストランで昼食をと向かったら、なんと今日は定休日でした。またも下調べ不足。清里駅近くの蕎麦屋で昼食を摂り、野辺山の国立天文台に向かいます。


野辺山高原 鉄道最高地点


野辺山のオブジェ・牛だるま
獅子岩駐車場にもいました。胴体は牧草ロールだとか

<国立天文台 野辺山宇宙電波観測所>


ミリ波干渉計
※6台のアンテナをつなぎ、最大で600mの望遠鏡に匹敵する観測ができ、
さらに、アンテナの並び方を移動台車で変えればいろんな性能を選べる


45m 電波望遠鏡
※ミリ波で世界最大級の大きさを誇る精度の高いアンテナ
※ブラックホールの初検出に貢献するなど1982年の完成から
今日まで40年に渡って世界のミリ波天文学をリードしている


電波ヘリオグラフ
※84台のアンテナをつないで太陽の電波画像を撮影する干渉計
※1992年から2020年までデータを取り続けたが、今は動いていない

昼食後、国立天文台に立ち寄り宇宙電波観測所を見学してきました。百聞は一見に如かず とにかく大きい!そして、大きな電波塔(ミリ波干渉計)を台車で移動すると知って驚きました。難しくて何もわからなかったですが、凄い!ということだけわかりました。楽しい山歩きと合わせて、今日は充実した一日となりました。

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